海津市学校保健会 会長 野村竜司
令和元年度末から3年間以上にわたる対応となった新型コロナウィルス感染症は、感染症法上の位置付けは変更されましたが、基本的な感染症対策をとりながら、持続可能な学校運営を進めていくことが重要となっています。現在は、コロナ禍によってもたらされた児童生徒の健康課題の解決に向けた新たな段階を迎えています。
海津市においては、小学校10校、中学校3校の子どもたちがこれまでの経験を生かして、自ら判断してマスク着用や黙食等に取り組んでいます。また、コロナ禍に対しての対応が緩和されてきたことから、学びの輪が広がってきています。子どもたちがより生き生きと生活できることを願うばかりです。
そのためにも、学校と学校医・学校歯科医・学校薬剤師の組織的な連携を強化するとともに、家庭・地域との連携を深めることが重要であると考えています。本会では、様々な職種の専門家が集まり、それぞれの観点から、健やかで元気な子どもたちの育成をサポートできように取り組んでいます。今後も、研修会をはじめ、様々な活動を行い、よりよいサポートができるように取り組んでまいります。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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